2012年10月23日

滝乃川学園の記念館で東京安全学校を開催

 10月20日(土)、第20回目の東京労働安全衛生学校を開催した。今年の会場は、国立市谷保の社会福祉法人滝乃川学園だった。同学園は日本で最初に創立された知的障害児者の施設だ。

 なぜ滝乃川学園なのか。TOSHCの副代表である西畠正弁護士(三多摩労働安全衛生センター議長)は、現在滝乃川学園の理事も務めている。

 いまから12年前、西畠氏の提案で学園に安全衛生委員会を作ることになった。当時、TOSHCから飯田も参加し、安全衛生委員会のた立ち上げに全面協力した。

 さらに三橋徹医師(亀戸ひまわり診療所)が学園の産業医に就任。初めての福祉職場の産業医活動に戸惑いながらも、参加型の職場改善活動を徐々に根づかせていった。

 現在、毛利一平医師(三重大学医学部公衆衛生准教授)が産業医を引き継ぎ、毎月の安全衛生委員会にはTOSHCスタッフも参加している。

 こうした地道な実践が評価され、今年5月のTOSHC第13回総会において、滝乃川学園安全衛生委員会が2011年度の職場改善大賞に選ばれたのである。

 午前9時、園内の石井亮一・筆子記念館集会室の2階集会室にTOSHCスタッフ、受講者、滝乃川学園安全衛生委員30名が集合。山田晃二理事長に歓迎の挨拶を受け、堀江学園長から施設の歴史と概要を説明していただいた。

 最初のセッションは、アクションチェックリストを使っての施設巡回だ。TOSHCが開発した介護福祉労働(WINC)のアクションチェックリストを参考に、園内の施設を見学し、利用者や職員の安全や健康に配慮された改善事例をチェックした。

<WINC(介護福祉労働の)アクションチェックリスト>WINC ACTION CHECKLIST.pdf

チェックリストをもって巡回開始.jpg生活介護棟のスタッフルームで.jpg

 その後、集会室に戻り、4つのグループに分かれて、【安全な移動と保管方法の整備】、【利用者にやさしい生活環境作り】、【ストレスをうけとめる組織と職場】の三つの技術セッションのプレゼンとグループワークを行った。

 それぞれの技術領域で滝乃川学園の良い事例3つ、よりよい改善3つをグループ討議で出し合い、最終セッションで滝乃川学園への改善提案を発表した。

良い点、改善点を3つずつ発表.jpg

 4つのグループから発表された改善提案に共通していたのが、職員の疲労やストレス対策として休憩時間、休養室を確保することがあげられた。

 学園の吉澤部長からは、滝乃川学園への改善提案を受け、安全衛生委員会で検討しながら、実現可能なものから取り組んでいきたいとコメントしてただいた。

 もちろん受講者も何をやるかが問われる。滝乃川学園の良好実践に学び、受講者がそれぞれの職場や生活環境で取り組むべき短期、中期のアクションプランを紙に記入し発表した。 
 
セッションの合間にゲームを盛り上がる.jpg
 

 
   
posted by toshc at 18:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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