2012年08月25日

8/25-26震災アスベスト健康被害ホットラインやっています。

 昨日、神戸市内でひょうご労働安全衛生センターが記者会見し、17年前の阪神淡路大震災でがれき処理の作業を2ヵ月間行った男性がアスベストを吸って中皮腫を発症し亡くなり、今年6月、西宮労基署で労災認定されたことを発表した。
 会見には遺族も出席し、「東日本大震災でもボランティアなど大勢の人が、がれきの撤去などに関わっており十分な対策をしてほしい」と訴えた。(NHKのニュース
 今日と明日、神戸と東京で震災アスベスト健康被害ホットラインを開設している。東京ではTOSHCやアスベストセンターのスタッフが相談電話に対応する。
 
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2012年08月23日

常磐道を走って北茨城じん肺出張診療へ

 今日は午前7時30分に事務所を車で出発。首都高6号線から常磐道を走って北茨城市に向かった。毎月1回、北茨城市内でじん肺患者さんの出張診療に平野敏夫医師とともに出向いている。
 常磐高速道は途中いたるところで震災の復旧工事中だ。その都度車線規制され、一車線が通行止めになる。場所よってはかなり渋滞した。北茨城インターを降り、ようやく会場に到着したのは午前10時直前だった。

 会場には全国じん肺患者同盟北茨城支部の患者さん40数名が待ち構えていた。みな常磐炭田の炭鉱夫だった人たちだ。高萩、北茨城、いわきは日本三大炭田のひとつである常磐炭田地帯だった。もちろん炭鉱は閉山して久しい。当時、坑内で掘進や採炭など、石炭を掘って日本のエネルギー政策を地底で支えた坑夫の多くが閉山後にじん肺を患った。

 TOSHCは20数年前から常磐炭田炭鉱離職者のじん肺健康診断活動を続けた。じん肺と診断され労災認定を受けた患者さん達が全国じん肺患者同盟北茨城支部を結成して23年なる。最大時には会員数200数十名を数えたが、今は平均年齢81歳を超え80名を割った。それでも支部の活動を通じて互いに療養生活を支えあっている。

 常磐炭田の炭坑物語では、近年、いわき湯本の「常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)」の踊り子たちを描いた映画「フラガール」が評判になったが、ヤマ(炭鉱)が閉じたあとのもう一つの物語として元坑夫たちのじん肺運動がある。

 診察室は南向の部屋でエアコンがない。扇風機を回まわしているが、患者さんも平野先生も汗をかきながらの診療だ。正午前には診療が終了。後片付けのあと、役員の方たちと談笑しながら一緒に昼食のお弁当をいただいた。

 じん肺患者さんの診療.jpg

 午前中のじん肺診療を終え、今度は常磐高速をいわきに向かった。先月から、午後いわき市内の仮設住宅で東電福島第一原発事故で、警戒区域から避難している人びとの健康相談会を開いている。今日は60歳代の男性が二人相談に来られた。2時間の相談会の合間に次回のチラシをポスティングした。仮設住宅の敷地には木陰というものがない。強烈な日差しが照りつける仮設のプレハブでは、エアコンがあっても暑さをしのぐのは難しそうだ。

 午後3時30分に健康相談会は終了。仮設を後にし一路東京に向けて出発。事故渋滞に巻き込まれたが午後6時30分には亀戸の事務所に無事帰還した。



 
 

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2012年08月22日

明治大学労働寄付講座の総括会議

 昨日、明治大学で開催された労働講座の総括会議に参加した。
 明治大学では2012年度前半期に労働講座「未来の自分をつかめ〜私たちが生きる労働社会」が開講された。全学部生が対象で履修者は約70人。もちろん単位履修科目である。履修した学生たちの感想を読むと、労働問題が意識化され、労働法への関心が高まっていることがわかる。

 この労働講座の特徴は、学外の労働組合や労働NGO、個人で構成される労働講座企画委員会の寄付によって企画運営されていることにある(企画委員の代表はTOSHCの平野敏夫代表理事)。また、講座の授業は、明治大学の学生だけではなく、インターネットを通じてはば広く学外に発信するための情報メディア活動でもある。

 5月28日第5回「私たちの働き方(1)−アルバイト体験を出発点に」、6月4日「私たちの働き方(2)−問題点と解決の仕方」の講義では、明大労働教育メディア研究センターの高須裕彦さんのコーディネートによって、森崎巖さん(全労働省労働組合委員長)と飯田勝泰(東京労働安全衛生センター事務局長)が学生たちのアルバイト体験をもとに労働法の解説や、労働問題への対処方などを話した。
 
 学生たちの多くはファーストフード、居酒屋、コンビニなどでバイトしている。時間外や深夜の割増がついていない、最低賃金以下(!)で働いていた、セクハラ、パワハラを受けた、火傷しても労災にならなかったなど、多かれ少なかれバイト体験を通じて不正や不合理、理不尽さを感じ、職場の店長が過労死寸前まで働いていることにも心を痛めている。 
 相変わらず学生の就活は厳しいという。ぜひ講座で学んだことを実社会のなかで思い起こしてもらいたい。

 

 


 
 
posted by toshc at 09:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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